TWSNMP を使用して SNMP Trap を受信する際の設定について記載します。
(TWSNMP は新しく TWSNMP FC がリリースされてますが、今回は旧バージョン
の TWSNMP v4 を使用しています。)
TWSNMP で SNMP Trap を受信するための設定
まずは、以下のページより TWSNMP v4 をダウンロードします。
![](https://ss-engineer.com/wp-content/uploads/2023/02/5ce749e5a92b3503b1372dc0d3cab44f-1024x791.png)
上記からダウンロードした [TWSNMPV4.msi] をダブルクリックし、以下の画面
が表示されるので、[次へ] をクリック。
![](https://ss-engineer.com/wp-content/uploads/2023/02/60a940481f8b186abc1eee2ce7086fc3.png)
[次へ] をクリック。
![](https://ss-engineer.com/wp-content/uploads/2023/02/7850568a588bb43d507b3a45413c15ae.png)
[同意する(A)] を選択し、[次へ] をクリック。
![](https://ss-engineer.com/wp-content/uploads/2023/02/bb6be58f1d547c71bb5d1f06ce59a9c4.png)
[次へ] をクリック。
![](https://ss-engineer.com/wp-content/uploads/2023/02/746debb133b06cd4c594aa7ca01d47ad.png)
[次へ] をクリック。
すると、インストールが開始されます。
![](https://ss-engineer.com/wp-content/uploads/2023/02/190503376b33919cf97c018e28f1e716.png)
インストールが完了したら、[閉じる(C)] をクリック。
![](https://ss-engineer.com/wp-content/uploads/2023/02/0457a98877e9c5b91e82c3575d8882a8.png)
インストール完了後、スタート → [TWSNMPv4] が追加されているため、
[管理 MAP] を開きます。
![](https://ss-engineer.com/wp-content/uploads/2023/02/2801e2a6ee39a2e07d68215f355de17e.png)
[管理 MAP] を開くと以下のような画面が表示されるため、右の白い画面で
右クリック → [MAPプロパティ] を開きます。
![](https://ss-engineer.com/wp-content/uploads/2023/02/36b8049e8c1e3e0d0e4e378cb994b38e-1024x597.png)
開いた画面から [TRAPポート] の設定を [162] に変更し、[OK] をクリック。
![](https://ss-engineer.com/wp-content/uploads/2023/02/921e8ae1d71aa3ad233edee5837444a0.png)
SNMP Trap を受信するだけであれば、以上の設定で完了です。
※ 今回はノードの追加などは行いません。
今回は ESXI / vCenter Server から SNMP Trap を受信するために TWSNMP
の設定を行っているため、続いて以下に MIB の取り込み方を記載します。
MIB の取り込み
MIB は画面上部の [SNMP 管理(M)] → [MIBツール(D)] から確認可能となり、
[追加] から MIB を取り込むことが可能です。
![](https://ss-engineer.com/wp-content/uploads/2023/02/6c89757cfe3bda43fcf3f6b7578d8a76-1024x598.png)
![](https://ss-engineer.com/wp-content/uploads/2023/02/8e4e47cf23714beec1555e891dd52f6a-1024x596.png)
しかし、上記 MIB ツールから追加を実行する場合、一つずつ追加する必要がありそう
だったので、今回は一気に追加します。
mib を一気に追加する場合は TWSNMP のインストールフォルダに指定した
[C:\Program Files (x86)\TWISE\TWSNMPv4] 配下の [mibs] フォルダ内に全ての
mib をコピーします。
![](https://ss-engineer.com/wp-content/uploads/2023/02/baa1560f3a58ac9605b6e966e6f8cd4b-1024x437.png)
コピー完了後に TWSNMP 側で MIB ツール内の MIBツリーを確認すると追加した
MIB が確認可能になります。
![](https://ss-engineer.com/wp-content/uploads/2023/02/f901bbdfe4373b583f04024882136117.png)
SNMP Trap を飛ばしてみる
上記で設定した TWSNMP に実際に SNMP Trap を飛ばしてみます。
※ ファイアウォールの設定等は予め注意ください。
今回は ESXi に SNMP マネージャーの設定を行い、SNMP Trap を
飛ばしてみると TWSNMP 側で受信されて、以下のように確認可能でした。
![](https://ss-engineer.com/wp-content/uploads/2023/02/607002513d87b7324f026330a089bb0b-1024x657.png)